2001 年4月 13 日
NTTと@niftyからADSLの初期費用の請求書が来た。NTTの方が9,300円で、@niftyの方が33,300円となっていた 。電話線と兼用するタイプ１だともう少し安くて済む。
2001 年4月 21日
午後6時30分頃、帰宅してインターネットしようとPM7500 からネットスケープを立ち上げたところ、接続できなかった。ADSLモデムのADSLランプとPPPランプは点灯していたので、てっきりIPNetRouterを動かしているPM7100がハングアップしたものと思い再起動したが、復旧しなかった。ADSLモデムの保守画面で局までと接続先までのループバックテストを行ったが正常だった。ところが、@niftyのDNSサーバへPINGを送っても応答がなかった。niftyのFISDNにもフレッツADSL@niftyで同時刻にトラブルが発生しているレポートがあった 。午後10時30頃に再度、接続を試みたら復旧していたが、今回のトラブルは、どうやらniftyが原因のようだ。
2001 年4月 22 日
せっかくADSLが開通し、常時接続環境が整ったのでライブカメラとMacIPルータ用に使用しているPM7100を使って出先から自宅に接続できるHTTPサーバとFTPサーバを立ち上げることにした。
ADSLモデム（TE4100）の設定
外部からインターネットを経由してサーバとして動作しているPM7100に接続できるようにするためには、まず、TE4100の「オプション設定」で「アクセス制限」を解除して、「NATアドレス・ポート変換」または「NATアドレス変換」の設定画面で、外部からモデムへのアクセスは、PM7100のローカルIPアドレスに固定的に接続するように設定しておく。これだけでは、外部からの悪意をもったアクセスに対して危険なので、「IPフィルタ設定」でFTPとHTTPポート以外の送信と受信は全て、非通過に設定した。またTE4100へのログインIDとパスワードもデフォルトの設定から変更してある。仮に侵入されたとしても、破壊されては、まずいようなファイルは置いていないけど。
IPアドレスを外部から知る方法
@niftyからADSLモデムに割り当てられるIPアドレスは、固定ではなくて、ADSLリンクの再設定が行われたときなどには変わってしまう。そのためにFTPサーバやHTTPサーバを立てておいても、外部からIPアドレスを指定してサーバにアクセスすることはできない。なにか良い方法ないかと探していたところ、ぴったりのソフトがあった。Entrance PPCである。このソフトを起動しておくとIPアドレスが変わったときに指定したアドレスにメールを送信してくれる。よくできているソフトなので、さっそくユーザ登録して使っている。
FTPサーバソフト
MAC用のFTPサーバソフトとして手ごろなのがみつからなかった。NetPresenz4.1を使っているが、NetPresenzはFTPで公開するフォルダーがMac OSのファイル共有設定とリンクしているので、使いにくい面がある。NetPresenz4.1はここからオンライン購入した。$69.95だった。
HTTPサーバソフト
HTTPサーバソフトは、フリーで使えるQuid Pro
Quo2.1.2を使用している。このソフトは、フリーとは思えないほど、こまかい設定ができるが、ほとんど、デフォルトで使用している。
HTTPサーバソフトは、Quid Pro
Quoが、たまにハングアップすることがあるので、サーバのOSをMac
OS8.5にバージョンアップしたのを期に「Web共有」に変更した。「Web共有」はOSに標準として備わっているソフトだけに安定している。 （2001.7.15）
現在PM7100で稼働しているソフトの一覧である。FTPサーバとHTTPサーバを立てるにあたっては、福井県立大学の田中先生がLC475で運用されている Web Scripter's Meetingを参考にした。
サーバーの設定を終えたので、動作確認のため、PM8100からEntrance PPCが教えてくれたIPアドレスにアクセスしてみた。ところが、 なぜかTE4100の設定画面につながってしまう。TE4100では、LAN側からアクセスがあった場合に、NATは行われずモデム自身につながってしまうようだ。しかたなく、PM8100をISDNダイヤルアップルータRoute101に接続し直して、ダイヤルアップでインターネットに接続して、FTPサーバとHTTP サーバの動作を確認した。