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2003.2.23
閉店間際の新宿ソフマップ3号店 マックコレクションに寄ってみました。新宿ソフマップの中古のフロアーは縮小されて、中古品は３階の１フロアーだけになってしまいました。階段を上って３階に着くと、階段の上がり口からフロアーの入り口あたりが、iMacのコーナーになっています。そのiMacのコーナーの棚にiMac 350がありました。商品説明の札には、「起動しません」の注意書きがありましたが、「中古の日」の特別価格で、１万円割引になっていました。しばらく考えてから店員さんを呼びました。
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「これ下さい。」
「起動しませんが、宜しいですか。」
「はい。」（それで、いいのです。）
「お持ち帰りですか。配達だと送料が千円かかります。」
「これで、配達して下さい。」
クラブソフマップの会員になっているので、中古品でも一定金額以上の買い物は送料が無料になるのです。
2003年2月○○日
ソフマップからiMac 350が届きました。さっそく段ボール箱から取り出してみました。ジャンク品なので、本体だけかと思っていたらキーボード、マスウ、リカバリーCD、それに期限切れのアップルの保証書付きでした。故障の状態を確認するため、電源を入れてみました。「ボーン」起動音がして、ソフマップのコマーシャルの壁紙の画像が現れました。
しばらくの間、電源を入れたままにしておきましたが、画面も写ってます。何ごともなく動いていました。結局、壊れてはいませんでした。メモリ128MB、HDDは20GBで、スロットローデイングのCD-ROMドライブも正常に読み込めました。
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2003年2月○○日
iMac 350とiMac 400/DVの違いは、Fire Wireポートの有無とCD-ROMドライブとDV-ROMドライブの違いくらいです。iMac 350の側面のポートには、iMac 400/DVには付いているFire Wireポートがありません。
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iMac 400/DV用のスロットローデイングのDV-ROMドライブを予備用として入手してあったので、交換することにしました。
iMac 350用のCD-ROMドライブとiMac 400/DV用のDV-ROMドライブは、両方とも松下製で、まったく同じサイズですから、そっくり交換することができます。CD-ROMドライブをiMac 400/DV用のDV-ROMドライブと交換するとiMac 350でもApple DVD PlayerでDVDが見られるようになります。
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ドライブの交換は、iMac 400/DVの場合と同じ手順で行いました。まず、裏面のプラスチックカバーと金属のシールド板を取り外してロジックボードにアクセスできる状態にします。ドライブの交換の前に、電源が入らない故障の場合のチェックポイントであるロジックボードのJ9のPin1の電圧をテスターでチェックしてみました。+5Vが来ていることが確認できました。次にハードディスクとCD-ROMドライブが固定されているアルミブロックを取り出して、DVD-ROMドライブと交換しました。
MacOS9.1を再インストールすると、DVD-ROMドライブが搭載されている機種として認識され、Apple DVD Playerが自動的にインストールされました。
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DVDを再生してみました。iMac 400/DVと同じように、問題なくDVDの再生ができました。DVDを再生中の画面をキャプチャーしてみました。ところが、DVDの再生映像にはプロテクトがかかっているので、キャプチャーした画面は真っ暗で何も見えません。
