内蔵FDDのメンテナンス　

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コンパクトMacのFDDはフロントのスリットから吸気しているため、長く使っていると内部にほこりが溜まってしまいます。FDDの動作が不調になったときには、本体から取り出して分解掃除をしてみましょう。FDDの掃除は、ブロアーなどでホコリを吹き飛ばした後、綿棒などにアルコールを染み込ませて行います。但し、ヘッドには不用意にさわらないように注意が必要です。ヘッドの位置が少しでもずれてしまうと読み書きが不安定になり、ほかのMacで書き込んだFDが読めなくなったり、逆に、FDに書いたデータが他のMacでは読めなくなったりします。

ヘッドを前後に動かすモータの軸の溝に塗ってあるグリスが固まってしまい、ヘッドが動かなくなっていることもあります。このときには、固まったグリスを綿棒などで取り去った後、軸に接点復活剤や模型用のグリス（田宮模型のチタングリス）などを少量つけておくと良いでしょう。また、フロッピーデイスクの排出力が弱くなったときは、その隣のモータのネジを取りは外して、白いプラスチックのギヤやFDDの金属フレームの可動部にもグリスを塗って動きを滑らかにします。