MODE32の使い方

2002.5.5 

SE/30には30PinのSIMMスロットが8 個あります。4MBのSIMMを8枚搭載すると合計32MBに、16MBのSIMMを8枚搭載すると合計128MBになります。しかし、SIMMを搭載しただけでは8MB以上のメモリはシステムに認識されません。機能拡張「MODE32」をインストールする必要があります。

「MODE32」にはV1.2の古いバージョンとV7.5の新しいバージョンがありますが、V7.5の新しいバージョンを使用します。尚、「MODE32」はSystem6.Xでは使用できません。「MODE32」が使用できるのは、System7.X、漢字Talk7、漢字Talk7.5までです。また、「MODE32」が使えるのは、コンパクトMacではSE/30だけです。


「MODE32」インストール前のメモリ容量

4MBのSIMMを4枚、1MBのSIMMを4 枚、合計20MBのメモリを搭載していますが、8MBのメモリしか認識されていません。

 

「MODE32」インストール前のメモリコントロールパネル

「MODE32」インストール前のメモリコントロールパネルには、32ビットアドレスをON/OFFするラジオボタンがありません。


「MODE32」のインストール

 

  

 

MODE32 InstallerをダブルクリックしてMODE32をシステムにインストールします。インストールが完了したら再起動します。
インストールが正常に終了していると再起動時のアイコンパレードにMODE32のアイコンが現れます。


「MODE32」インストール後のメモリコントロールパネル(その1)

「MODE32」をインストール後、メモリコントロールパネルを開いてみると、32ビットアドレスをON/OFFするラジオボタンが追加されています。32ビットアドレスを入にして、再起動を行います。

 


「MODE32」インストール後のメモリコントロールパネル(その2)

再起動後、ふたたびメモリコントロールパネルを開くと、今度は32ビットアドレスが入になっています。

 


「MODE32」インストール後のメモリ容量

32ビットアドレスモードが動作して、搭載している20MBのSIMMが全てシステムに認識されています。


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