シマシマックの修理　

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Update 2001.1.6

毎日インターネットのメールのチェックに使っているSE/30ですが、ご多分にもれず、電源を入れても直ぐには起動音が鳴らず、画面がしましまな状態になってしまいました。

そこで、Ｍacてんこ盛りを参考に修理を行ってみました。

• シマシマックの対処

  Macてんこ盛りによれば、シマシマックの対処として次の３つが上げられています。

  1. ROM SIMMソケットの清掃
  2. 内蔵電池の電圧チェック
  3. コンデンサＣ６、Ｃ７の交換

• 修理記録

  SE/30のボデイーを開腹し、ロジックボードを取り出して、バックアップ電池のを確認したところ、電圧はまだ3.9Vありました。ROM SIMMを取り外して、ピンを綿棒にアルコールをつけて清掃しましたが、シマシマックは直らず。そこで、コンデンサＣ６、Ｃ７の交換を行ったところ、みごと復活しました。

　

• 　コンデンサ交換のポイント

  C6は10uF,C7は47uFの表面実装のコンデンサ（写真左）が使用されていますが、円筒形の電解コンデンサ（写真右）を使用しました。プリント基板をなるべく痛めないように元のコンデンサを取り外す必要があります。

1. まずニッパでアルミのコンデンサのケースを底部から大胆に切り取る。
2. コンデンサの底部のプラスチックを半田こてで溶かすか、ニッパで切り、取り除く。
3. コンデンサのリードを半田こてで溶かして、基板から取り除く。
4. コンデンサを取り外したのち、プリント基板をアルコールで清掃。
5. 新しいコンデンサのリード線によび半田をしたのち、基板に半田つけ。