Vimage SE/30の設定

2002.7.6 更新　

SE/30用のビデオカードとして、INTERWAREのVimage SE/30があります。Vimage SE/30には、256色表示のものと1600万色表示のものの2種類があります。VimageSE/30はPDSスロットに装着するだけで動作し、ドライバーソフトは必要ありません。

• Vimage 8 SE/30のモニタ設定

  中古で入手したVimage 8 SE/30の15pin2列D-SUBのモニタ接続用のコネクタには、「PC-9800モニター用」と書かれていました。そのままでは解像度が低すぎてマルチシンクモニタに写すことができませんでした。ボード上のDIPスイッチ(SW1)のNo.8をONに設定することによりマルチシンクモニタに写すことができました。

  　

  　

• 尚、15pin2列D-SUB出力コネクタから15pin3列D-SUBマルチシンクモニタケーブルに接続するために、98→DOS/Vモニタ変換用のアダプタを使用しました。

Vimage8 SE/30のコネクタの信号収容は表のようになっています。端子番号は基板に印字されています。(2002.7.6 追加）

　

• Vimage SE/30のモニター解像度の設定

  Vimage SE/30のマニアルだけを入手しました。電源投入時の解像度設定方法が書かれていましたので、メモしておきます。Vimage SE/30では、電源投入時に、押し下げてあるキーによってモニター選択されます。

（2001.9.22 追加）

• Vimage SE/30のケーブルを作る　

  1600万色表示可能なジャンクなVimage SE/30を入手しました。しかし、ボードとモニターを接続するケーブルが付属していませんでした。そこで、インターネットの情報を元にケーブルを作成しました。Vimage SE/30にはボード上にクリスタルが4個あるのでVimage 8 SE/30と簡単に見分けがつきます。

　

　

(1) 代用ケーブルの入手

Vimage SE/30のボード側のコネクタは16 ピンのフラットケーブルコネクタです。DOS/V屋さんのジャンク箱の中から丁度よいのを見つけました。DOS/Vのマザーボードのビデオ出力用のコネクタのようです。試しにそのままでモニターと接続してみましたが、写りませんでした。そこで、ケーブルを途中で切断して接続し直すことにしました。

　

(2) ケーブルの作成

途中で２つに切断したフラットケーブルを接続替えしました。下の表に従って10本のリードの接続を行いました。

　　　　　

(3) 金具の加工

D-SUBのVGAコネクタの付いた金具を適当な長さに切断して、SE/30のステーに固定するためのネジ穴をあけて完成です。EIZOの17インチモニタにフルカラーのVGAモードでVimageの起動画面が写りました。