ZIPドライブをPlusの起動ディスクにする　

---

Up date:2003.8.25

SCSIインタフェースのZIPドライブは、Plus以降コンパクトMacに接続して外部ドライブとして使用することができます。工夫すれば、起動ディスクとしても使用できます。ZIPドライブは動作音がほとんどしないので、HDDを内蔵していないPlusで起動ディスクとして使えば、無音化運転が可能です。

写真ではZIPドライブをPlusの上に置いてありますが、Plusからの発熱を考慮すると、横に置いておくのが良いでしょう。
ZIPドライブのSCSI IDの設定は、5または6のどちらでもかまいません。TerminationはOnにしておきます。

　

• ZIPドライブを起動ディスクにする方法

1. IomegaのZipツール4.2を用意します。（注）
   漢字Talk7.1くらいの古いシステムがインストールされているOld MacにIomega DriverとIomega Toolsをインストールしておきます。Iomega Driverは機能拡張ホルダーにインストールします。

   

2. Mac用のZipディスクを用意する。
3. ZIPドライブを接続してSCSI ProbeをなどでZIPドライブをマウント。
4. IomegaのZipツール4.2でZipデイスクをイニシャライズ。
5. ファインダーの特別メニューの「デイスクの初期化」でZipデイスクを初期化。
6. Plus用のシステム（漢字Talk6.0.7）をZipデイスクにインストール。
7. ZipドライブをPlusに接続して起動

（注）Mac用のZipデイスクでも、現在売られてるMac用Zipデイスクには、最新のドライバでイニシャライズされた物もあり、その場合、IomegaのZipツール4.2で一度イニシャライズし直す必要が有ります。IomegaのZipツール4.2はThe Mac drivers Museumからダウンロードできます。

上記の方法で漢字Talk6.0.7をPlusの起動ディスクにすることができますが、漢字Talk6.0.４では起動に失敗します。Hard Disk Tool Kit V1.3 で初期化した後、漢字Talk6.0.４をインストールすると、Zipドライブで漢字Talk6.0.４を起動できました。