2002.12.29 Update
無線LANが使えるとLANケーブルが配線されていない場所でもネットワークやインターネットに接続することができ、とても便利です。しかし、コンパクトMacではAir Macカードは使えません。Air Macカードが使えないコンパクトMacからでもAir Mac ベースステーションに接続してインターネットする方法があります。Mystic化したColor Classicを無線LANでAirMacとつないでインターネットに接続中です。 |
Net Hawk RF-110E
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コンパクトMacで無線LANを使うためには、イーサネットケーブルでコンパクトMacと接続できるタイプの無線LANアダプタを使用します。USBインタフェースの無線LANアダプタには種類がいくつかありますが、イーサネットインタフェースの無線LANアダプタは、コレガの 「AP-11mini」、「CG-WLAPM11」、PCIの「GW-EN11H」、と新潟キヤノテックの「Net Hawk RF-110E」くらいしかありません。無線LANアダプタには、新潟キヤノテックの「Net Hawk RF-110E」を使用しました。 |
RF-110Eのユティリティーソフト
Net Hawk RF-110Eには、Mac OSに対応した設定ユティリティーソフトが付属しています。但し、このユティリティーソフトは、Mac OS 8.5以上でないと動作しませんので、iMacにNet Hawk RF-110Eを接続して、ユティリティーソフトによる設定を行いました。一度設定を行うとNet Hawk RF-110Eは、その設定を記憶しているので、iMacで設定してからColor Classicにつなぎ替えを行います。
RF-110Eの設定その1
設定ユティリティーソフトのIPアドレスメニューをクリックしてIPアドレス画面を開きます。ここにRF-110EのIPアドレスを設定します。IPアドレスは、AirMacと同じネットワークアドレスの中に設定します。DHCPは使用せずに、IPアドレスは固定で付与しました。
RF-110Eの設定その2
次に、設定ユティリティーソフトの設定メニューをクリックして詳細設定画面を開きます。プロパティウンドウで、通信モード、SSID、などの設定を行います。通信モードは、AirMacベースステーションなどのアクセスポイントと接続して使用する場合には、Infrastructureモードに設定します。チャンネルはAirMacベースステーションと同じにチャンネルに設定します。プロパティの設定が終れば、RF-110Eの設定は終了です。
TCP/IPコントロールパネルの設定
おなじみのTCP/IPコントロールパネルを開き、先ほどRF-110EのIPアドレス設定画面に設定したIPアドレスと同じネットワークアドレスで、異なったIPアドレスを設定します。
接続確認
これで、AirMacベースステーションに接続できているはずです。環境測定ウインドウでみると接続されているように見えます。ところが、Internet Explorerを起動してみると、インターネットに接続できません。
RF-110EをAirMacベースステーションと接続するための設定
マニアルのどこにも書いてありませんが、RF-110EをAirMacベースステーションと接続するためには、以下の注意が必要です。
(1) AirMacベースステーションの「アクセス制御」の設定
AirMacベースステーションの「アクセス制御」画面でクライアントのMACアドレスを登録して、 AirMacベースステーションに接続するクライアントを制限している場合、「アクセス制御」画面に登録するMACアドレスは、RF-110EのMACアドレスではなくて、RF-110Eと接続する機器、ここでは、Color ClassicのイーサネットカードのMACアドレスを登録します。Color ClassicのイーサネットカードのMACアドレスはTCP/IPコントロールパネルのファイルメニューから「情報を見る」を開くと知ることができます。 |
(2) AirMacベースステーションの「配置の最適化」画面の表示
AirMacベースステーションの「配置の最適化」画面では、接続されているクライアントの品質および信号レベルと雑音レベルを棒グラフで見ることができますが、RF-110Eは、AirMacベースステーション接続されていても、なぜか「配置の最適化」画面には表示されません。
Color Classicから無線LAN接続成功!
RF-110Eのユーザーズマニュアルに記述がなかったので、悩みましたが、Color Classicから無線LANでAirMacベースステーション を経由してインターネットに接続することができました。RF-110Eを使う場合の AirMacベースステーションの「アクセス制御」に関する設定方法は「新・闘わないプログラマ No.175 」の記事を読んでやっと解決できました。